そうだよな。
思えば、一年最後の夏休みなんだな。

相楽ってヤツ、よく企画立てたな。

グラウンドで花火大会だってよ！
朔のヤツもよく、見つけてきたな。
アイツからの話なきゃ、危うく見逃してたところだった。

みーはちょい、いけないみたいだけどな。
つか、今後は、仲間もっと誘っていかねぇか？
気づいた時間、遅すぎて、花火やら飯やら
買いにいくので、手一杯だったしよ。

あと、バケツ！

朔情報で、聡も来るっつってたしな！

帰りに、城に寄りゃ皆にも会えそうな予感もしてるしよ。
花火の土産でも持って行ったらいいか？
つか、屋上で花火ってしていいのか？
まぁ、ロケット花火がダメなことは、俺でもわかる。

【ダチ3人組み】
朔(d00390)
聡(d00485)の二人と参加。

さて、お前ら。
一番好きな花火ってどれだ？

買ってきた手持ち花火を、両手に見せながら
朔と聡の答え待ち。
二人がそれぞれ花火抜き取ったのを見てから
「俺はな、全部」と、
自分で自分の質問に答えるな（ニッと笑って


「そうだ。なぁ、せーので、火、つけようぜ！」
と、蝋燭に火が灯るのを見て思いつき
同時に彩る光に、おー！っと歓声を上げる。

童心働いて
「三銃士」
ちょいと、花火をクロスさせて。

夏は終わる。
でも、また次の夏が来る。
ソイツを信じてっから。
なにも、見失う事なんかない。

「おぅよ、誓いだ、誓い！」

そう言って、
二人の言葉に嬉笑顔で応える。